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注文住宅の相場っていくら?地域別に分かりやすくまとめてみた

2019年09月24日

注文住宅の価格は一様に決められてはいませんが、全国平均の相場がフラット35利用者調査によりまとめられています。フラット35利用者調査は住宅金融支援機構によりなされ、全国平均も出されています。2017年度の調査は、2017年4月1日から2018年3月31日までに承認を行ったもののうち、集計可能となった77,964件が対象です。

2017年度のフラット35利用者調査では土地なし注文住宅の建設費では一戸あたり全国平均は3,356万円、東京都が3,936万円、愛知県が3,581万円、大阪府が3,529万円です。すなわち、建設費は首都圏が断然高く、ついで東海圏・近畿圏が続き、それ以外の地域の順となっています。建設費と共に面積についても統計が出され、2017年度のフラット35利用者調査では土地なし注文住宅の一戸あたり面積の全国平均は128.2㎡、東京都が126.7㎡、愛知県が137.2㎡、大阪府が128.2㎡です。

住宅金融支援機構では土地付き住宅の場合も建設費と面積の統計を出しています。建設費では土地付き一戸あたり全国平均は4,039万円、東京都が5,592万円、愛知県が4,477万円、大阪府が4,264万円です。注文住宅の土地付き一戸あたり面積の全国平均は113.3㎡、東京都が99.1、愛知県が116.6㎡、大阪府が108.3㎡です。地域別の建設費の相場は高い順に首都圏、東海圏、近畿圏、それ以外の地域と続きます。面積は土地の有無に関係なく、首都圏が最も小さくなっています。面積当たりの建設費は首都圏が割高なことがわかります。

フラット35利用者調査を行った住宅金融支援機構は旧住宅金融公庫で、政府系の住宅政策を牽引する役割を果たしてきました。この調査はほぼ毎年行われ、対象はフラット35利用者に限られます。調査項目は建設費や面積以外にも、申込者の年齢・家族構成・年収が調査され、物件も注文住宅の他建売住宅や中古住宅、マンションについても行われているのです。継続的な調査によりその年度の傾向だけでなく、年度毎の変化の傾向を見ることも可能となります。

建築費は三大都市圏で高く、それ以外の地域では安い傾向にあり、地方のほうが住宅を求めやすい傾向が見てとれます。取得では割高に見える首都圏では、用意できる手持ち金が最も多く、三大都市圏には年収の高い世帯が多いことが伺えます。融資の額は地域により建築費や面積ほどの差はありません。